昔々あるところにシンデレラというとても美しい?娘がいたそうな。
だけどそれを妬んだ姑は普段から散々いびり徹底的に虐めていた・・・
ある日王子様がお城の舞踏会で結婚相手を探しているという噂が流れました・・・
その日は当然のごとく虐められシンデレラはお城には行かしてもらえませんでした。しかも魔女はなぜか来ないとかいうオマケ付き・・・
そこでシンデレラは自分の変わり身を用意し自分は王子様と結婚してゴールインするという暴虐不尽な計画をたてていたそうな・・・
その名も・・・
死んでれらEX 遠野家版
アルクェイド・バージョン
「シンデレラ!!なにやっているのですか!!さっさと床の雑巾がけを終わらしてしまいなさい!!」
「うわー、妹相変わらずはまり役だねー。そんなんじゃ志貴にまた引かれるよ?」
「くっ・・こんのあーぱーはいつもいつも本当に・・・っていうかシンデレラ役は何処へいったのですか!!」
「んーなんかゴールインするんだとか言ってたよ?」
「く・・・あの野郎・・・・」
「ねー早く帰っていい?私志貴とデートする約束入ってんだよ?」
「兄さあああああああああああん!!!!!!!」
アルクェイドには身代わりは向いてないのかもしれない・・・
シエル・バージョン
「カット。」
シエル「なんでですか!!」
秋葉・バージョン
「カットカットカットカットカットゥ!!!!」
秋葉「だからなんでですか!!」
ワラキア「シエル、秋葉は配役が決まっているため諸事情のよりカットさせてもらいます。申し訳ありません・・・」
シエル「はあ・・・」
秋葉「納得いきません!!」
ワラキア「私だってこの配役(ナレーター)をちゃんとやっているのだぞ。嫌でも引き受けた以上ちゃんとやらなければ美しくないぞ人間よ・・・」
秋葉「それでも納得いきません!!」
ワラキア「仕方あるまい、ならば我がタタリで・・・」
シエル「悪夢を見させるというのは無しですよ?」
ワラキア「・・・まあ次にいこうかね。」
シエル「逃げましたね、タタリ・・・」
翡翠バージョン
秋葉「ちょっと待ってください!!まだ私がやってないですよ!!」
ワラキア「意外としつこいな、人間よ!!」
秋葉「いいからやりなさい!!」
ワラキア「まあ仕方あるまい、一時の夢を見してやるのもタタリの役目か・・・」
シエル「悪夢ですけどね・・・」
ワラキア「今代役を探してみる、ちょっとまっていてくれたまえ。」
秋葉「ふふふ・・・これで兄さんと・・・」
秋葉バージョン リメイク版
S、M「うふふふ・・・シンデレラ、まだお掃除をやっていなかったのですか?
いけない子ですね・・・お仕置きが必要みたいですね・・・・」
「え・・・ちょ・・・ちょっとまってください、なんで貴女が・・・や・・・やめてくださ・・・・ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!」
暗転
ワラキア「・・・まあシンデレラの身代わりだから、だろう。」
シエル「・・・いや他に言うことは無いのですか?」
ワラキア「無い。」
シエル「そうですか・・・」
ちなみに手が空いている役の人は ネロ・久我峰・軋間・ネコアルクしか居なかった・・・
翡翠バージョン
「はあ・・・はあ・・・シ、シンデレラ!お掃除は全部終わったのかしら!!」
「はい、お母様。全部終わっております。」
「ふーん・・・」
姑は指で埃をつけようと・・・
「な・・・ない・・・」
「もう良いでしょうか?」
「ま、まだよ!洗濯物はどうしたの!!」
「はい、全部取り込んでタンスに収納しておりますが・・・」
「しょ・・・食事の準備は?」
「どうぞ。」
「ふーん・・・形は良し・・・味は・・・ぐふっ!!」
「ニヤリ・・・」
その後シンデレラ(偽)は城に急いでいき志貴を見つけては逆ナンパして幸せになったそうな・・・
ハッピーEND?
秋葉「な・・何ですか?このENDは・・・ていうか私は・・・」
ワラキア「努力した者とそうでない者の違いなのだろう。」
秋葉「キー!!」
琥珀・バージョン
「く・・・シ・・シンデレラ・・・お掃除は・・終わったかしら?」
「あはー、秋葉様私にやらせてもよろしいのですか?」
「そうだったわね・・・」
「うふふ・・・ところで先ほどシエル枢機卿がガラスの靴の持ち主を探していましたが?」
「それを早く言いなさい!待っていてください兄さん!!今貴女の秋葉が参りますからね!!!」
ドアをブチ破り急いでシエル枢機卿の所へ向かう秋葉・・・
「クス・・・」
場所を聞かずに・・・
「あはー、志貴さんは私の物ですよ♪」
その後シンデレラ(偽)は町をうろついていた志貴と駆け落ちし海外逃亡をしたそうな・・・
GOODEND?
おまけ
「志貴君・・・いるかなあ・・・・」
姑の衣装ケースから舞踏会用のドレスをかっぱらった元人間さっちんこと弓塚さつきは会場の中をうろついていた・・・
「はあ・・・志貴君、楽しみだな・・・」
なぜか自分の所には魔法使いが現れなかったのでわざわざ身代わりまで用意してきたさっちんデレラは王子役の相手を探していた・・・
ちなみに青の魔法使いのお姉さんはさっちんデレラの後ろのバーテンで酒をかっくらっていた。
「王子様が来たぞー!!!!」
来た!ついに来た!!さあ!!さつきよ今こそ届かない夢を掴め!!!その届かない夢を追うさっちんアームで王子を掴もうとするが・・・
「は・・・なんだ、テメーは・・・」
シキはシキでも遠野四季だった・・・・
「はあ・・・秋葉がいないとやっぱテンションがあがらねえな・・・」
固まっているさっちんデレラを無視してバイキング料理のほうに四季は行ってしまった・・・
「そ・・・そんな・・・志貴く〜ん・・・」
「シンデレラーーーーーーーーーーー!!!!!」
「ひい!!」
そこには散々やられたせいか髪を紅くしていた鬼姑がいたのだった・・・」
「よくも・・・よくも・・・・やってくれましたね!脇役の分際で・・・」
「あ・・・あ・・・」
「おおおお!!!秋葉ああああああああ!!!!」
「うるさいわね・・・まあいいわ、シンデレラ・・・」
「ひいいいいい・・・・」
「死になさい!!!!」
「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
ワラキア「哀れさっちんデレラは死んでれらになるのであった・・・・・」
END