ザザーーーーーーン・・・・・
ザザーーーーーーーン・・・・・・
ジャヴァ!!ジャバ!!!
ザッボーーーーーーーーン!!!!!
「プハアアアッ!!!」
バシャッ!!バシャッ!!!バシャッ!!!!
「リン!!リン!!しっかりしてください!!!」
「ゲホッ!!ゲホッ!!」
「はあ・・・なんとか大丈夫みたいですね・・・・」
「・・・・・なんとか・・・・大丈夫みたいだな・・・・・。」
「アサシン!!貴方はなんて真似をす・・・・アサシン!!!そ、それは!!!!」
ポタッ・・・・ポタッ・・・・・・・
「はあっ・・・はあっ・・・・」
ギュッ・・・・・
「アサシン?一体何を!!」
「カレンは俺が持つ、セイバーはマスターを頼めるか?」
「ええ、しかし貴方も・・・・」
「俺はまだ良い・・・しかしこの二人を休ませる所も必要だろう。付いてきてくれるか?」
「はい・・・・ですがこれが終わった後は貴方もですよ?」
「わかって・・・いる・・・」
七夜と華と運命と
少年の願い
・・・夢を見ている。
・
私は深い意識の中でそう意識できる。だがこれは私の知らない事・・・
これは・・・私の夢ではない・・・
一体・・・
少年は今にも死に絶えようとしている・・・
その人生は命を取られ供給されというのを繰り返し
幼き頃から■■■の洗脳を受けており少年は■■■■の仮面を付け生きていくしかなくなる。
暫く時がたつうちにそこで少年は知る。
自分が■■■■ではなく■■■■だったことを
幼少時に一族全てを殺害され■■■に利用されているということを
そして今供給が略奪に変わっている理由の事を
だがそれでも自分は■■■■を呪縛から解き放ちたい・・・
そして自分にとって大切な■■を救いたい・・・
幼き頃誰も信じれなくなったのを救ってくれた■■を守りたい・・・
そう思い■■が一族としてでは無くただ一人の人間として戦った。
だが・・・戦いの前に自分は死の淵に立つ。
もう・・・死ぬしかない・・・
最後に・・・会いたかった・・・・自分が■■■■であった時に出会った女の子・・・
銀の髪をした華のような少女に・・・
■■■の洗脳が解けた自分にはそれを思いだしてしまった・・
けっして思い出せなかったはずの・・・ひと時を・・・・・
・・・汝、世界との契約を望むならば、それを叶えてやろう。
少年は死んだと思ったときその声は聞こえた。それは世界の声。
これから先、世界を脅かすほどの敵が現れる事となる。お前はそれを倒し世界を守るのならばその望み叶えてやる・・・
空耳かもしれないし悪魔の囁きかもしれない。だが自分はそれでも・・・・・
その願いは・・・一つだが複数でも可能か?
・・・程度にもよる。
ならば誓おう・・・吾が名は■■■■・・・いや、■■■■。
退魔が一族■■
世界との契約に従い吾はその契約を結ぼう。
汝、何を求む?
・・・俺は幼き頃から■■■から囚われて人形にされていた少女を・・・救いたい。
笑うという事を忘れ自分を空虚にしてしまった少女を守りたい。
・ ・・■■■■だった時にあった少女にもう一度会いたい。
そして・・・今言った人たちを守り続けたい・・・
・・・我侭だな。
・・・駄目か?
・・・いいだろう。世界は契約に従いお前の願いを聴こう。これにより契約は成った。ただ・・・
ただ?
辛い道になると思え。お前の願う道は茨の道だ。
覚悟はしている。俺はその誓いを果たすために殺人貴となり全ての敵をこの手で葬ろう。
・・・なんて・・・愚か・・・・
・
なんて悲しい・・・・その末路は守護者という修羅の道だというのに・・・・
この少年は・・・
なぜそんなに穏やかに笑っていられるのですか・・・
ありえない・・・・
そんな・・・そんな事・・・・・
まるで彼が報われないじゃないですか・・・・・
それに・・・この夢は・・・・一体・・・・・・
フウ・・・・・・・
そう思う時、私の身体は浮上しているような感覚にとらわれる
・・・まだ・・・この続きが・・・・・
私の願いはききとげられず
もうすぐ私が目覚めようとしている時だった・・・・・
続く