「やあああああ!!」
「フッ・・・・」
スカッ!!スカッ!!!
「ホワチャー!!!」
バパシッ!!パシ!!
「ふん・・・動きが荒いですね!!」
「セイヤー!!」
「本当の攻撃とは・・・こうやるものなのです!!」
「ふん!!だったらやってみなさいよ!!!私はこれでも綺麗以外の男には負けたことが無いのよ!!!いっとくけど生半可なクンフーじゃ私には勝てないわよ!!!!」」
「はあ・・・・・。」
「これが最後にしとくけど今なら令呪・・・アサシンを差し出して脱落するのなら無事に帰してあげてもいいわよ?」
「!!」
「まあセイバーに勝つぐらいのアサシンなら消すよりも私の手元に置いといたほうがいいしね!!」
「・・・そう。」
「それにあいつだってアンタよりこの私の所にいたほうが聖杯を取るのも確実だし幸せにだってなれるわ!!!」
「・・・そうですか。」
聖骸布を何処からとも無く取り出したカレン。
それを・・・
シュルシュルシュル・・・・・
「ちょっ・・・そんなの卑怯よ!!勝てるわけ無いじゃない!!!」
「私は一度も素手で戦うなんて言っていません。」
ぎゅううううううううううううううううう!!!!
凛に思いっきり縛りつけた・・・
「・・・フィッシュッ。」
「モガッ!?モガ・・!!!!」
「哀れね、遠坂凛。でも・・・」
チャキッ!!
「フガガッ!!フガアアアアアア!!!!!」
「・・・チェックメイト。」
アサシンみたいに凛の首筋に私は七つ夜を当てる・・・
「ふががああああああああああああああ!!!!!!」
・・ふふ・・・後はどうしようかしら?そこで血泡を吹いているアサシンとさっきから私のアサシンに抱きついているセイバーでも調教しますか・・・いや・・まずは・・・
「良い事を思いつきました・・・」
一瞬で閃いた私は再びマジックを取るのだった・・・
七夜と華と運命と
代行者
「おまえら・・・一体何をしている・・・・・」
「ああ、代行者。今ちょっとうるさい犬に躾をしていた最中でした。」
「ふむ・・・」
言峰綺麗・・・
冬木市教会に勤めており魔術教会と聖堂教会に属しているという代行者でもある。
今回聖杯戦争の監督役も勤めており私がもっとも気をつけねばならない男でもあった。
今その男が私の目の前と気絶している遠坂凛の前に立ち・・・
「なかなかやるようになったな、以前はそこまで戦えるというレベルではなかったのによく強くなったものだ。」
「いえ・・・・」
この男は私がずっと聖堂教会に勤めていたまえから私のことを知っていたという男でもあり今まで私が見てきた人たちの中でももっとも危険な男でもあった。
「だが・・・まだ甘いな・・・」
「そうですか?」
「ああ。」
今この危険な男は懐から一本の太い棒状のものを取り出し・・・
「何を・・・するのですか?」
「ふっ・・・まあ見ていればわかる。」
「殺さないで・・・」
「なに、痛くはないはずだ・・・」
きゅぽん!!
キュッ!! キュッ!!キューーー!!!
「・・・せめてこうしなさい。」
「ああ・・・彼女の人権が・・・・」
「別に私は凛の人権が死のうが生きようが私には関係ない。ただ私が求めるのは・・・」
「求めるのは?」
「・・・面白ければそれで良いという娯楽だ。」
「はあ・・・・」
代行者は極太ペン(油性)で遠坂凛の顔の落書きを指摘しさらに付け加えたのだった。
それにしても・・・○ラえもんとは・・・よく考えましたね・・・
彼女の驚く姿が楽しみです。
続く